News Release

第4世代LTE方式展開へ  ベライゾン・ワイヤレスが計画発表

February 17, 2009

▽問い合わせ先
ジェフリー・ネルソン (Jeffrey Nelson)、ベライゾン・ワイヤレス
電話:+1 917-968-9175、
電子メール:Jeffrey.Nelson@verizonwireless.com

バルセロナ(スペイン)、バスキング・リッジ(米バージニア州 — ベライゾン・ワイヤレス社(Verizon Wireless)の執行副社長兼最高技術責任者(CTO)であるディック・リンチ氏は18日、バルセロナで第4世代携帯電話LTE方式ネットワークの展開計画について明らかにした。

同氏はバルセロナで開催中のGSMモバイル・ワールド・コングレスでの基調発言で、4Gロング・ターム・エボリューション(第4世代携帯電話LTE方式)ネットワークを活発にグローバル展開するにあたって、米国初の次世代LTEネットワーク構築計画を詳述した。

ベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon Communications)とボーダフォン(Vodafone)の合弁会社であるベライゾン・ワイヤレスは、米国においてLTEネットワークを初期展開するにあたって、主要ネットワークベンダーにエリクソン(Ericsson)とアルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)を選定したと、リンチ氏は述べた。ベライゾンの声明は、米国と欧州においてボーダフォンと共同で実施された業界をリードするLTEネットワーク試験運用に続いて発表された。ベンダー両社は、ベライゾン・ワイヤレスが2010年から米国においてLTEを基としたサービスを商用提供する初のワイヤレス企業として展開していくためにこの基礎インフラを構築することを期待されている。

リンチ氏は「ベライゾン・ワイヤレスのLTEネットワーク展開は世界中どこからでもアクセスできるワイヤレス・ブロードバンド接続と機動性を提供することをビジョンとして推進される。LTEによって、われわれは米国でそして世界中で幅広く機能するより広範な帯域そして低遅延サービスを求める企業顧客の要望に引き続き対応することを可能とし、さらに顧客が高帯域幅有線ネットワークに限界を感じた際、頻繁に使用する多くのアプリケーションに機動性をもたらして欲しいという要請に対応する」と語った。

エリクソンの社長兼最高経営責任者(CEO)であるカール-ヘンリック・スヴァンベリ(Carl-Henric Svanberg)氏は「ベライゾン・ワイヤレスのLTE展開は真のグローバル・ワイヤレス・ブロードバンドを実現するにあたって統一した方向性を設定し、エリクソンはこの歴史的瞬間に携わられることを誇りにしている。われわれはベライゾン・ワイヤレスに最善LTEソリューションを提供するだけでなく、さらにテクノロジーと標準化においてグローバル・リーダーシップを発揮することによって、2010年までにLTEを実現できるようベライゾンを支援する。われわれは全米の消費者さらに企業に新しく機動性が向上されたブロードバンドを体験してもらえることを可能とするLTEの商品化に向けて引き続き協力することを待望する。」と述べた。

アルカテル・ルーセントのベン・ババイエンCEOは「ベライゾン・ワイヤレスのLTEに対する草分け的動きは、今までよりもさらに幅広い地域でより優れた対応力と新たなサービスを顧客に提供できる環境を発展し促進していくことに全力を注いでいるベライゾン・ワイヤレスの姿を浮き彫りにしている。LTEのバンド幅さらに現行の第3世代プラットフォームと共存できる能力とともに、われわれはベライゾン・ワイヤレスと提携して、固定そしてワイヤレスさらに機動性を持つブロードバンドを活用した新しい形のコミュニケーションを経済的に可能とする次世代基盤を構築する。」と語った。

ベライゾン・ワイヤレスはまたエリクソン及びアルカテル・ルーセントの他にスターレント・ネットワークス (Starent Networks)をパケットコア・ベンダーとして選んだことを発表した。

さらに、ベライゾンはアクセス・テクノロジーに関係なく豊富なマルチメディア・アプリケーションを可能とするIPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークを提供する主要サプライヤーとしてノキア・シーメンス・ネットワークスとアルカテル・ルーセントを選定したと発表した。IMSはベライゾンのサービスインフラのエボリューションにおいて要となるテクノロジーとなることが期待される。ベライゾンはIMSを基にしたIP集中型アプリケーションとサービスをワイヤレスと固定通信ブロードバンド・ネットワーク上で提供することを計画している。LTEは、IMSテクノロジーとリンクされた重要なワイヤレス・アクセス・ネットワークのひとつとされる。

リンチ氏は、ベライゾン・ワイヤレスのLTEネットワーク全面において商用サービスを構築し提供することと、さらにFiOS光ファイバーネットワークを拡張することは、ブロードバンドの将来に献身することを焦点に置いた対策に一致し、さらに優遇すると述べた。以前報告されたように、ベライゾンの2008年総計資本支出は約170億米ドルだった。リンチ氏は、古いテクノロジーからLTEのような新規の戦略的技術に支出を転換する方針によってLTEネットワークにかかるコストは、全体的事業計画内で収まるであろうと指摘した。ベライゾン・ワイヤレスは第3世代サービスに対する商用事業を今後10年継続することを予定としている。

ボーダフォンのスティーブ・ピューシー(Steve Pusey)CTOは「ボーダフォンは米国におけるLTE展開計画の一環としてベライゾン・ワイヤレスが選定したベンダー2社を喜んで是認する。米国市場に対する計画を支援するとともにボーダフォンは、広範囲に渡る試験計画を含めたLTE商用展開を推進するためにデザインされた様々な取り組みにおいてベライゾン・ワイヤレスと引き続き密接に協力する」と述べた。

4G/LTEイノベーション・センター
リンチ氏はさらに、ベライゾン・ワイヤレスは、ボストン郊外のマサチューセッツ州ウォルサムを所在地とするベライゾンLTEイノベーション・センターを設立することによってLTEネットワーク上でワイヤレスに人々、場所そして物をつなげるクリエイティブ・ソリューションを促進していくと述べた。エリクソンさらにアルカテル・ルーセントとパートナーシップを築くことから得るサポートを一体化して、イノベーション・センターはLTEネットワーク上で従来使用されなかった商品についての初期開発を促進することを使命とすると、リンチ氏は説明した。多くの企業がすでに本センターに興味を示しており、センターはベライゾン・ワイヤレスの技術パートナー企業が迅速に開発を進められ、さらに家庭用電化製品、機械と機械の相互通信さらにビジネス機器区分内で新規で革新的なLTEベースのソリューションを市場化できるよう援助することのみに焦点を定める。

試験と展開
現存するスペクトラムを活用して、ベライゾン・ワイヤレスとボーダフォンは、様々なネットワーク・インフラ・プロバイダーを通して米国ミネアポリス、コロンバス、オハイオそしてノーザン・ニュージャージーさらに欧州ではブダペスト、デュッセルドルフそしてマドリードにおいて4G・LTEネットワークの実地試験を行っている。本実地試験において、最大スピード50から60Mbpsのダウンロード比率を実証したが、実際の平均ダウンロード結果は新しいベライゾン・ワイヤレスLTEネットワークが商品として市場化されるまで確定しないとしている。最近確保した700MHz帯域を活用して、ベライゾン・ワイヤレスは今年の夏より試験を拡張し、さらにリンチ氏は2010年にLTEネットワーク商品を市場に発表すると伝えた。初期商品発表が完結したらその後は、現在ベライゾン・ワイヤレスの足跡でカバーされない地域も含めてベライゾン・ワイヤレスのネットワーク全般に渡って積極的に展開の手はずを整えるとしている。

LTE展開に向けて700Mhz帯域を利用することによってベライゾン・ワイヤレスは、優れた受信可能範囲そして屋内受信とともに高品質なワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークの全てを現レベルより大幅に下回るコスト構造にて、速やかに展開することが可能となる。ベライゾン・ワイヤレスとボーダフォンは、インフラ、デバイス、テクノロジーなど網羅するLTEエコシステム・サプライヤー企業をグループに持って、前代未聞のワイヤレス・ブロードバンド・サービスを高性能モバイルコンピューティング、マルチメディアさらに家庭用電化製品デバイスそしてアプリケーション向けにもたらすテクノロジーを今後も進歩させて行く。

LTEの約束
高度なLTEベースのワイヤレス・ネットワークは、企業及び消費者が今日高速有線ネットワークからのみアクセスできる驚くべき新しいアプリケーションをサポートする。単に電子メールやインターネットへのアクセスがより速やかになったりビデオサービスの品質が向上するだけでなく、さらにワイヤレス・ユーザーは家庭やオフィスで使い慣れているアプリケーションをモバイル世界にも活用できるようになる。例えば他のグローバルLTEネットワークにローミングすることにより、現在使用しているアプリケーションを世界中事実上どこでも利用できる携帯性をもたらす。LTEはさらに現在ワイヤレス・ブロードバンドにサービスが提供されていない地方地域も受信の可能性をもたらす。もっとも重要なことに、広範囲をカバーするワイヤレスLTEネットワークは全面的家庭用電化製品デバイスとデバイス間そして機械と機械間をつなげる。ワイヤレス相互接続性こそまさに渇望の品である。

リンチ氏は「新しく革新的なブロードバンド・サービスに対する渇望は飽くことがない。人々は新しくカスタマイズされた内容、関連情報やサービス、さらに人々やその周りとコミュニケーションできるより多くのチャンスを求めている。より高度なデバイスとアプリケーションを約束することによってベライゾンは、LTEレボリューションの始まり時点でLTEパワーを活用する方法をリードする体制を整えている。」と述べている。

18日のLTE発表はベライゾン・ワイヤレスのテクノロジー・リーダシップを基礎に前進する。ベライゾン・ワイヤレスは米国において幅広く商用向けに高速ワイヤレス・ブロードバンド・サービスを展開した最初の企業であった。それとは、EV-DO(CDMA Evolution-Data Optimized)テクノロジーを基にしたワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークで、全米西海岸から東海岸までおよそ2億7400万人をカバーしている。ベライゾン・ワイヤレスのイノベーション及びリーダーシップへの意欲と献身は新しいマルチメディア・デバイスやサービスの紹介、ワイヤレス・スパムやプライバシーなど業界問題において顧客側をサポートする姿勢さらに業界をリードする公開開発プログラムによって実証される。 ベライゾン・ワイヤレスの商品さらにサービスについての詳しい情報は、ベライゾン・ワイヤレス・コミュニケーション・ストアで訪ねるか、1-800-2 JOIN INに電話をするか、www.verizonwireless.com から入手可能。

▽ベライゾン・ワイヤレスについて
ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)は、米国において最も信頼性の高い大規模なワイヤレスネットワークを運用しており、8000万以上のユーザーに音声・データ通信サービスを提供している。ニュージャージー州バスキング・リッジに本拠を置き、国内の従業員数は8万5000人。ベライゾン・ワイヤレスは、ベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon Communications;NYSE: VZ)とボーダフォン(Vodafone;NYSE and LSE: VOD)との合弁会社である。詳しくは www.verizonwireless.com  参照。www.verizonwireless.com/multimedia のベライゾン・ワイヤレス・マルチメディア・ライブラリーにログインすればベライゾン・ワイヤレス運用に関する高品質映像と高解像度の写真を参照可能。

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